最近、書店に行くと投資本がすごく増えた気がします。
元手300万が3億になった、とか。会社を辞めて専業トレーダーになった、とか。
タイトルを見るだけで「すごいな」と思う反面、なんとなく胸がざわざわします。
YouTubeも似たような感じで、再生数の多い動画ほど「〇〇万円を〇ヶ月で」みたいなサムネが多いです。
べつに、そういう人たちを疑っているわけじゃないんです。本当にそうなった人もいると思います。でも、こんなに成功話があふれているとき、相場はだいたい強い。そして相場が強いときに成功した人の話は、相場が強かったから成功した部分が、思ったより大きかったりします。
「靴磨きの少年」という話を聞いたことがあるでしょうか。
1929年、アメリカの大恐慌の直前のこと。投資家のジョセフ・ケネディが靴を磨いてもらっていると、少年が株の話を始めたそうです。「この株が上がる」「あの銘柄が熱い」と。それを聞いたケネディは「靴磨きの少年まで株の話をするようになったら、もう買う人間が残っていない」と直感し、全ての株を売り払いました。その直後に、歴史的な大暴落が起きました。
令和の今に置き換えると、どうでしょう。
自分の周りでもNISAを始めたという話をよく聞くようになりました。それ自体は悪いことじゃないし、むしろ良いことだと思っています。でも同時に、投資詐欺のニュースも増えている。「絶対儲かる」「元本保証」という言葉に吸い寄せられてしまう人が、今の相場の熱気の中で増えているような気がして、それがずっと気になっています。
正直に言うと、わたしには相場がいつ下がるかなんてわかりません。このまま上がり続けるかもしれないし、来月暴落するかもしれない。それは誰にもわからないし、わかると言っている人がいたら、それこそ怪しいと思っています。
成功談があふれているときほど、少し警戒感を持った方がいいんじゃないかなと。
でも投資本って面白いですよね。私は好きで読んでますw
読むとわくわくするし、儲かるかもしれないという期待がどんどんわいてきますからね。
参考になるお話もたくさん読めるので本そのものは素晴らしいと思います。



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